チャボについて

日本チャボの原産地は、鶏の祖先の産地である印度支那地方だと言われておりますが、
明確に指定するには困難な様です。

チャボの原種が、我が国に初めて渡来した年代は、明らかではありませんが、
おそらく、シャモと同様に徳川時代の初期に、
当時交流のあった
占領(チャンバ)辺りから輸入されたものと思われます。
もともとチャボは漢字で「矮鶏」と書きますが、
チャボの語源は、この
占領(チャンバ)がなまったものと言われいます。

チャボは、徳川時代の亭保年代にはすでに10数種の内種が作出され、
天明、寛成ごろ黄金時代を迎え、
当時の優秀なものや、新種には1羽20両から30両もの価格で取引されていたと言われ、
一般庶民というよりは当時の大名や豪商たちの間で流行していたものと思われます。

その後、愛好家たちの不断の努力によって、
今日の様な数多くの内種が作出され、
昭和16年に国の天然記念物として指定されました。

チャボは海外でも盆栽、錦鯉と並んで、日本の伝統文化としての人気があり、
特にドイツ,アメリカ、イギリス、タイなどの国々では、
多くの愛好家がおり、品評会が盛大に開催されています。

各国のチャボの呼び方

           
ドイツ イギリス・アメリカ フランス イタリア スペイン  オランダ
Chabo Japanese Bantam Chabo Chabo Nagasaki  Chabo
           
ポーランド クロアチア スロバキア チェコ デンマーク  ブラジル
Chabo Šabo Chabo Japonky Chabos  Nagasaki

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